ビル外壁 タイル落下防止対策 大規模改修工事【中央区】

Before 落下防止ピンネット大規模改修befre1
After 落下防止ピンネット大規模改修after1
Before 落下防止ピンネット大規模改修befre2
After 落下防止ピンネット大規模改修after2
Before
After 落下防止ピンネット大規模改修after3

外壁タイルの落下防止ピンネット改修・シーリング・塗装・防水工事

外壁タイルの落下防止対策を含めた大規模改修工事

ビルの外壁タイルが剥がれて地面に落下する事故が発生しました。原因は経年劣化が進んでいたことです。

事故を受けて外壁の現況を確認するため建物全体のタイル打診調査、目視調査を行ってみると、全体的にタイルの浮きが見られ、一部はクラックや欠損しているところもありました。

今後の更なる落下事故を防止すべく、タイル面全体にカーボンピンネット工法という施工方法を採用しました。

カーボンピンネット工法とは、タイル壁面を繊維ネットと炭素繊維配合ポリマーセメント材で補強・一体化させ、ステンレスアンカーピンで躯体に固定することで外壁タイル・モルタルの剥落を防止し補強するシステムです。

p-12プライマー塗布

下地表面の補修処理後、プライマー塗布

p-13下塗り

下塗り

p-14ネット貼り込み

中塗り、ネット貼り込み

p-15アンカー打ち込み

アンカー打ち込み

p-16エポキシ樹脂注入

エポキシ樹脂注入

p-17アンカー設置完了

アンカー設置完了

p-23上塗り

左官

p-24完了

ピンネット工法及び左官工事完了

b-66完了

その後、エイジング塗装してタイル面は施工完了です。

今回のビルは築年数の経った建物であった為、剥落防止とイメージアップを図る工事のご提案を致しました。

外壁タイル剥落による事故を将来的に防ぐために適切な施工方法をご提案致します。所有されているビル外壁の亀裂やタイルの剥がれが見られたら状態を放置せず、まずは調査の必要性からご相談ください。

【施工期間】約2か月半

【築年数】約35年


★調査に関する事例はこちらでもご紹介しています
ビル外壁ドローン調査

【主な工事内容】

●直接仮設工事:足場架け払い

●下地補修工事:剥落寸前箇所タイル撤去、モルタル補修、目地新設、クラック補修、塗膜不良部補修、欠損爆裂部補修、高圧洗浄

●カーボンポンネット工法:タイル面ピンネット工法

●左官工事

●シーリング工事:サッシ廻り、ALC板目地、水切り、フード廻り、異種取り合い、打継目地

●塗装工事:外壁、バルコニー内、鉄部、雨樋

●外壁エイジング塗装

●防水工事:ウレタン塗膜防水

●クリーニング:サッシ、ガラス、雑金物、エントランス廻り