小規模な漏水もしっかり対策することが大切です
商業ビルのエントランス天井部分から漏水が確認されました。
散水試験(※)を行ったところ、約3分後に屋根の下から漏水する様子がうかがえました。
※散水試験とは漏水が起きた範囲に実際に水を流して漏水箇所を的確に発見する調査で、散水が可能な箇所では有効な調査手段です。
今回は庇の防水補修、新たな雨樋の設置、開口した天井の復旧工事を行いました。
近年の気候変動により突然の大雨や長く降り続く線状降水帯の発生頻度も高くなりましたね。それに伴い漏水発生件数はかなり増加しています。そのまま放置してしまうと建物の劣化を早めてしまう恐れがあるのでしっかり対策を行いましょう。
お持ちのビルやお住まいでお水がポタポタ垂れてくる、水が流れた跡があるなど気になることがあれば、ぜひ当社へご相談ください。
【工期】約1週間
【建物面積】541.19㎡
【竣工年】1979年