オフィス 空調換気設備更新・内装リニューアル工事
テナント退去のタイミングは設備更新の良い機会です
テナントの退去に伴い、原状回復工事と設備更新、内装整備工事を行いました。
今回の工事でメインといえる内容は、空調・換気設備の更新です。既設の空調設備は天井埋込型ダクト方式の機器でしたが、今回は天井カセット形を設置しました。
天井カセット形とは、天井埋込型ダクト方式同様に室内機本体を天井に埋め込むタイプで、空気を吹出口へと分散させるダクトが不要な分、天井内のスペースが広くとれ、室外機も埋込ダクト方式のものより小型で省スペースで設置できます。また、カセット形は個別運転が可能なため使用しない場所ではOFFにすることができ省エネになります。カセット形には吹出口が4方向、2方向、1方向と種類があります。今回は4方向、2方向を設置しました。
内装工事は、OAフロアを設置後タイルカーペット仕上げ、壁クロス貼り、ブラインド更新等を行いました。
屋上の室外機更新に伴い架台の防水を施し、劣化していた消火器格納庫も更新しました。
退去したタイミングは大型の設備を取り換えるチャンスです。新テナント様に心地よくご利用いただくことで賃料収入の維持も見込めるかと思います。
【工事期間】約2か月間
【竣工年】1986年
【主な工事内容】
●内装改修工事（解体処分、天井・床・壁クロス・ブラインド・カーテンボックス・扉、一部壁造作）
●電気設備工事（照明・OAフロア対応分電盤・非常放送用スピーカー移設・空調機電源）
●空調換気設備工事（空調設備機器：既存解体・冷媒配管・ドレン配管・操作回路配線、換気設備機器：既存解体・ダクト取付・機器取付・保温工事）
●室外機跡防水工事（ウレタン塗膜防水、消火器ボックス交換）
●防災設備工事（機器撤去、感知器・配線・設置工事）
●防犯工事（セキュリティセンサー脱着）
●サイン撤去工事（フロア案内板、総合案内板）
