ビル屋上・塔屋防水補修工事【新宿区】

Before 屋上防水before
After 屋上防水after

屋上・塔屋シート防水補修工事

 建物の資産価値を維持するために重要な防水工事

建物の屋上は普段、入居者様たち一般の方はあまり立ち入らない場所のひとつです。日々外気にさらされる屋上は、近年の異常気象の影響をまともに受けて劣化が進んでいきます。

今回の現場では、屋上および塔屋(※)の塩ビシート防水が紫外線の影響で色褪せ、トップコートの消失が確認されました。部分的には凸凹した膨れが見られます。(※塔屋とは、屋上に突き出した部分のことで、階段室やエレベーター機械室等のための小さな建築物を指します)

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このような状況の屋上・塔屋防水補修工事の工程をご紹介していきます。

■高圧洗浄

防水補修を行う前に、高圧洗浄で汚れを落とします。

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■設備機器のジャッキアップ

建物の屋上には空調の室外機や配管など多くの設備機器があるので、防水工事を行う前に上げられる機器や配管の独立基礎はジャッキアップさせます。

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■既存シート剥がし

屋上は部分的に浮いているゴムシート防水を剥がし、塔屋は劣化が広範囲のため全面剥がします。

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■ケレン清掃

表面の汚れ、旧塗膜、錆などを落とす【ケレン】という作業工程です。実はこの作業、、、仕上がりにとても大きな影響を与えます。古い汚れや錆が残っていると、新しい防水材がしっかり密着せずに隙間ができることで雨水等の水分が入り込み、漏水を発生させる原因ともなります。しっかりと除去することが大切です。

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■鋳物ストレーナー撤去

改修用ドレンを後から設置するため、既存のストレーナーを撤去します。

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■下地カチオン塗布(塔屋)

カチオンとは、プラスの電気を帯びた陽イオンを意味しています。一方でコンクリートやモルタルはマイナスの陰イオンを帯びていることから、カチオンを塗布することで、磁石のように引き合って強固に結合します。それにより、劣化して凸凹した表面を滑らかにして防水材の仕上がりをよくしてくれます。

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■改修用ドレン設置(塔屋)

改修用ドレンを設置し、シーリングで固定します。ドレンに不具合が生じていると漏水の原因になりますので、防水工事の際に改修すると効果的です。

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■シーリング処理

ビス穴、入隅、脆弱部のシーリング処理を施します。

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■ゴムシート部分補修(屋上)

剥がした部分にゴムシート補修します。

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■プライマー塗布

プライマーとは、下地と防水層を強力に繋ぐ接着剤(下塗り材)のことを指します。主な役割として、①密着性の向上、②コンクリート下地が防水材の成分を吸い込むのを防止する、③下地の巣穴を埋めて防水層に出来る気泡(膨らみ)を防ぐ、④下地の補強などがあります。前工程のカチオン(下地調整材)のすぐ上に塗る、防水層作りの最初のステップになります。

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■通気緩衝シート敷き(塔屋

ウレタン防水の「通気緩衝工法」は、コンクリート下地と新たに塗る防水層の間に通気性能を持つシートを敷いて、下地から発生する水蒸気を逃がしながら防水層を形成する工法です。

通気緩衝シートを敷くのには、水蒸気による防水層の膨れ防止、建物の揺れによる防水層の割れを防ぐ役割があります。

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補強メッシュ入れ

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シーリング処理

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■脱気筒取付(塔屋)

防水層の湿気(水蒸気)を逃すために通気緩衝シートに穴をあけてシートに連結させて取付けます。

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■ウレタン塗膜防水塗布(塔屋)

【1層目】

ベースとなるウレタン1層目を塗っていきます。通気緩衝シートとウレタンが一体化して強固な防水ベースができます。

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【2層目】

1層目が乾いた後、メーカーが指定する防水層としての厚み(塗膜)まで塗布するのがウレタン2層目です。1層目では微細な塗りムラや気泡の穴、塗り厚のムラが発生しますので、それらを完全にカバーする役割もあります。

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■トップコート塗布

【塔屋】

ウレタン防水用のトップコートを塗布していきます。

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【屋上】

シート防水用のトップコートを塗布していきます。シートトップは2層構造で塗っていきます。

(1層目)

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(2層目)

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■ストレーナー設置(塔屋)

ドレンを改修した箇所にストレーナーを設置します。

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■室外機ジャッキアップ復旧

着工した際にジャッキアップした室外機を復旧します。

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防水補修工事完了です!

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以上が今回の現場で施工した防水工事です。

今回塔屋のウレタン防水の場合の耐用年数はおよそ10年です。トップコートは紫外線の影響で次第に劣化していくので、5年ごとに塗り替えを行うの理想的とされています。

建物の資産価値を維持する、構造体の劣化を防ぐ、それらが屋上防水工事の重要な目的です。ちょっと膨れている箇所があるけど大丈夫でしょ・・・が後々甚大な被害をもたらす可能性があることを考慮して、適切なタイミングで工事を行うことをオススメいたします。

屋上の状態が気になる場合は、是非、株式会社アドバンス・シティ・プランニングにお見積りをご依頼ください。

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