飲食店の厨房から排出される空気には煙やニオイと共に油分も混ざっています。
こちらのビル屋上の厨房排気ダクトは油汚れを受けるものがなく、床面や壁に汚れが飛散してしまい、屋上防水に悪影響を及ぼしていました。
これ以上の飛散を防ぐ対策として、ダクトの修繕と排気口の下にキャッチパンを設置する工事を行いました。
まずは既存ダクトを取り外します。
ダクト接続面にゴムシールを取付けます。
角ダクト90°エルボを接続します。
排気口の下部に汚れを受けるキャッチパンを設置します。
キャッチパンに溜まった水を落とすための水抜き穴を作りました。(キャッチパンは勾配をつけています)
排気ダクト修繕工事及びキャッチパン設置工事完了です。
排気口の角度を変え、キャッチパンを設置することで油汚れの飛散防止に効果的です。汚れの蓄積が長期にわたる前に対策してみてはいかがでしょう。
【施工期間】1日
【ビル竣工年】1974年