コンクリート打ち放しの美しさを長持ちさせるには早めの対策が必要です
コンクリート打ち放しの建物はスタイリッシュでモダンな印象が人気ですが、昨今の気候変動の影響により細かな亀裂が生じて漏水したり、劣化が早くなる可能性があります。鉄筋コンクリート造の法定耐用年数は47年と定められていますが、その間にも定期修繕が必要になります。
打ち放しの建物で一番よく見られる現象としてエフロレッセンス(白華現象)があります。エフロレッセンス(通称:エフロ)とは白い雨垂れのような見た目をしていて、周囲にクラック(亀裂)がある場合がほとんどです。こういったエフロやクラックが発生したら修繕工事を検討するサインといえます。
今回はそのような補修が必要な箇所の修繕工事、目地シール工事、外壁を守る塗装工事、屋上の防水工事を行いました。
【工期】約2か月
【延床面積】約360㎡
【竣工年】2016年